【飲食店】新しい店に馴染めてない?他のスタッフに自分を認めてもらう為に必要なのはほんのちょっとの勇気

仕事
べびまめ
べびまめ

飲食店で働き始めたけどほったらかされること多いし

いまいちメンバーとして認められてない気がする・・・

れおまめ
れおまめ

そっか・・・確かに飲食店ってなんかキッチンは職人ぽい人多いし、ホールは独自のノリ出来上がってたりするし、未経験で入ると中々馴染めなかったりするよね

べびまめ
べびまめ

え、だれ!?

れおまめ
れおまめ

れおまめだよ。アラサーなんだけどかれこれ10年くらい飲食で頑張ってるよ

べびまめ
べびまめ

アラサー・・・

れおまめ
れおまめ

今日は初めての店で働く時にれおまめが気をつけてることを紹介するね!
技術とか経験は関係なく、大事なのはほんのちょっとの勇気なんだよ

他のスタッフや自分が分からない仕事と向き合うことから逃げてない?

先輩忙しそうだし、今声掛けたら迷惑かな・・・

もともと人見知りで人の顔色を伺うタイプだったれおまめは、飲食店で働き始めた当時も言われた仕事をただやるだけで、次に先輩から声を掛けられるまでずっとその作業をやり続けてました。

れおまめ(当時)
れおまめ(当時)

先輩達忙しそうにしてるし、邪魔にならないようにとりあえずこれだけやってよう・・・

それでも最初に働いた店は親切な社員さんが多く、「おっせーから手伝ってやるよ」と忙しい中私の作業を手伝いに来てくれた社員さんがいて、その時初めて「あ、作業って早く終わらせないといけないんだ」という基本的なことを知りました。
家で料理をする時とは違って、自分のペースで進めていたらダメなんですね。

それから与えられた仕事は自分に出来る最速で終わらせるように頑張った結果、社員さんは私の作業が終わる頃を見計らってどんどん次の仕事を持ってきてくれるようになりました。

これは一見、最初の「次に声掛けられるまでとりあえずこれをやってよう」という状況と一緒なのですが、気持ちの部分では全然違います

最初にあった「今声掛けたら迷惑かな」という気持ちは、忙しい先輩達を気遣っているようでいて本質的には「今声を掛けて冷たくあしらわれたらどうしよう」という自分を守る為の思考でした
だからこの作業を終わらせてしまった時もしまだ先輩達が忙しそうにしていたらそこで声を掛けて次の仕事をもらわなければいけないことが恐怖だったのです。

べびまめ
べびまめ

さすがに臆病すぎでは・・・

でも、自分の手が空いてしまう瞬間を怖がらずにとにかく作業を早く終わらせることに集中していた時は「ゆっくりやっていては先輩達に迷惑がかかる」という気持ちでやっていたので「自分を守る為の思考」ではありませんでした。
その「自分を守る為の思考」をやめた結果、先輩達から自然と仕事を貰えるようになり、自分としても「仲間として認められた」という感覚を持つことが出来るようになりました。

「今声を掛けたら迷惑かな」よりも「何をしたら良いか分からないのに聞けないからずっと同じ仕事をされる」ことの方が、先輩社員さん達にとって迷惑になっちゃうんだ、ということが分かったのです。

自分から仕事を貰いに行く

れおまめ
れおまめ

その数年後、れおまめはまた新たな気付きに出会ったよ

飲食店で働き始めて3店舗目の店は、とても忙しく体育会系の激しい店でした。
他のスタッフの動きも今までの店より明らかに素早く、初日の営業を迎えた時に開店と同時に大量のオーダーが入ってくるやいなや全員が声を掛け合って全速力で料理を仕上げていくスピードに面食らいました。

こうなっては「自分を守る為の思考」も、「今声掛けたら迷惑かな・・・てか今この嵐に飛び込んだら切り刻まれるなとリアルな身の危険を含めた形で頭を過ぎりました。

そこで私のとった行動はひたすらに洗い物
するとそんな私の姿を見たシェフが嵐の中遠くから声を掛けてきました。

「れおまめさん、洗い物に逃げるんだったら帰っていいよ!

べびまめ
べびまめ

ひぃー!出ました帰って良いよ宣言!!

れおまめ
れおまめ

・・・(面白がってるな?)

洗い物に逃げてる・・・。
その時私は「確かにそうだ」と思いました。

何をしたら良いのか分からなくて、でも他の人に聞く勇気もなくて、唯一出来ることをとりあえずやってるだけ。
その日の状況や、本来洗い物よりも優先してやらなければいけないこと、そして私が洗い物をやってるせいで誰か他の人が私の分の仕事もやってくれていること、それらと向き合うことから逃げていたのです。

そこで私は思い切って嵐の中に飛び込みました
一番年数の浅い先輩(自分と一番立場の近い先輩)の所へ行って「今何したら良いですか!」と声を掛けました。
すると「今これやってください!」と即座に返事が返ってきたのです。

私の予想では声を掛けたら先輩は迷惑そうな顔をする、もしくは逆に先輩の仕事のテンポを乱してしまうと思っていたのですが、この状況で毎日営業をこなしている先輩にしてみれば、後輩に仕事の指示を出すくらいは普通に出来ることだったのだと感じました。

この一言を言えてからは「次は何しますか!」「これやってください!」と仕事にテンポ感が生まれ、分からないことは多いながらも「仲間に入れた」感覚があったのです。

入りたての自分が見ているお店の状況と、先輩達が見ているお店の状況は全く違う
怖がらずにぶつかっていけば先輩は受け止めてくれる!

自分で考えろって言われたらどうするの?

べびまめ
べびまめ

そうは言ってもそんな良い先輩ばっかりじゃないし、
自分で考えろって言われたらどうするの?

もちろん職場には色んなタイプの人がいます。
それは飲食店に限らずどんな仕事でもそうだと思います。
でも、「何したら良いですか?」と新人が聞いてきたのにちゃんと答えてくれないような先輩ならその先輩の人間性が特殊なんだと思うようにしましょう。

ただ、「自分で考えろ」と言われた場合はちょっと状況を読んだ方が良いと思います。
なぜならこれは言い換えると「前も教えたよね?」という意味が含まれている場合があるからです。

過去に同じ状況がなかったか、一度自分でも考えてみましょう。

まとめ

飲食店で働き始めた時になんだか自分が浮いている、馴染めていないと感じた場合、まずは勇気を持って向かっていくことが重要です。

その為の考え方として

  • 分からないことだらけでも自分から仕事を貰いにいくことで先輩達の見方が変わってくる!
  • ちゃんと教えてくれない先輩はスルーして他の人に聞こう!
  • 合言葉は「次何しますか?」

技術や知識はこれから身につけていけば良いのです!
まずは他のスタッフや分からない仕事と向き合うほんのちょっとの勇気を出してみてください。
きっと今とは状況が違ってくるはずです!

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